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―――――
………ん?
…どこだここ。
真っ白い部屋だな。
あ、見たことあるぞ。
病院と言う名の個室だ。←
あれ、あたしってこんなキャラだったっけ?
まぁいいか。
とりあえず……
優姫「…お前ら、近いんだが。」
降「あれ、いつの間に起きたの?」
今だ。
奈緒「ったく、泉から電話もらったときはビックリしたよ。」
輝雷「心配かけんなよな。」
……………はて?
優姫が目を開けると、降と輝雷と奈緒が、鼻と鼻がつきそうなくらいの近さで 優姫を見つめていた。
穴 空くっての。
優姫「泉って……?」
―ガラッ
「…あれ、起きたんスか。
てか兄貴たち近すぎ;;。」
ん?聞いたことある声。
いきなり病室のドアが開いたと思ったら、中学生くらいの男の子が立っていた。
優姫「アンタ…たしか…」
「あ、俺の名前は、泉。
そこにいる、青柳 奈緒の弟ですッ!!!」
奈緒「俺の扱い微妙だな。」
…………………。
優姫「…勝手に あたしのマンションに住みやがって。」
降「そこかよっ!!;;」
………………んまぁ、
青柳からの説明によると、この男の子は、青柳の弟の
青柳 泉(アオヤギ イズミ) ♂
…中学三年生らしい。
この言葉づかいは先輩とかのせいで癖になったらしい。
あたしが殺られそうになっているところを、たまたま通りかかったらしくて、
何故かあたしだと分かったらしく、助けてくれたんだとか。
ちなみに泉が奈緒に連絡して救急車を呼んでもらっただとか。
とりあえず、奈緒の弟と名乗る泉と自己紹介を交わし、今は病院の屋上にいる。
屋上は危険だからって立ち入り禁止にされているんだけど…
看護師のおねぇさんに特別に頼んでもらった。
―ガチャッ
優姫「…ッん~…気持ちぃ~」
優姫は屋上に吹く風に当たりながら背伸びをした。
降「なぁなぁ、そう言えばなんで殺されかけたんだよ?」
優姫「あ―?知らねぇ…
街歩いてたら、男に肩がぶつかって…したら、いきなり男がキレ始めて…
……………忘れた。」
奈緒「忘れたんかいっ!!(汗)」
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