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優姫「えっ!?」
俺がそう呟くと、
優姫さんは 俺にズイッ っていう効果音が出るほど顔を近づけた。
聖も目を丸くして驚いている。
聖「泉、何で豹雷牙のこと知ってんの?」
泉「あ…兄貴が入ってる族…」
小さく答えると、
優姫さんが食いついてきた。
あれ?
今 気づいたけど、優姫さんってピンク色の髪の毛なんだ。
不思議だなぁ。
赤とか 銀とか いろんな色を見てきたけど、
ピンクって初めてだ。
そんなこと思ってると、
いつの間にか優姫さんがめっちゃ近くに。
優姫「お前の 兄貴が入ってる族が豹雷牙なの!?」
優姫さんが 食いつくほどなんだから、結構すごい族なんだな。
泉「あの…」
優姫「なに!?」
泉「近いです…」
俺と優姫さんの距離2㎝
息がかかって…ん?
なんかいい匂いと…。
聖「優姫…タバコ臭い」
やっぱり…。
聖が 優姫さんの服をクンクン嗅いでる。
泉「まさか、
吸ってませんよね?」
半信半疑で聞いてみると、
優姫「吸ってねぇよ!
仲間が吸ってんの!」
そう言いながら服の匂いをクンクン嗅いでる。
泉「ダメですよ。
みねいせんのタバコは。」
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