7月16日って何の日?

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そう 思うくらいに優姫さんと聖は、そっくりだった。 優姫「じゃあ本当に簡単に」 そう言うと、優姫さんは 大きく息を吸い、聞き取れるかどうかの速さで、話 始めた。 優姫「姫虎と豹雷牙の初代総長は、親友だったんだ。 だから、お互いに#%£$¥」 …オイ。 泉「めちゃくちゃ噛んでんじゃん。何してんの」 もっと言ってやりたいところだけど、本人が一番落ち込んでるし。何だか可哀想になったから言うのを止めた。 聖「最後何いってるかわかんねぇよ」 優姫「早口すぎて口が廻らなかった…」 そのせいか、優姫さんは随分と落ち込んだ。 別に早口言葉じゃないんだし。 それに俺、そこまで早く言えなんて言ってないよ。 そんなんで落ち込むとか…。ガキかよ。←お前もだろ。 まだ小学校中学年なんだから、 呂律が廻らないときもあるって!…なんて、小学校低学年の俺が言うのはどうかと思うけどね…。 聖「…ハァ…んで? ゆっくりでいいから 話してよ」 聖は ゆっくりの所を強調して、言った。 聖くん?ため息ついてる場合じゃあ ないんだよ? 逆にため息つきたいのは俺の方だし。 そう思いながら、優姫を見た。 何だか…どっちが上だかわかんねぇや。 聖が兄さんで優姫さんが妹のように見えてきた。 優姫さんは 少し泣きそうな顔を上げて、ボソボソと呟いた。     
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