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………………。
俺が そう言った後、しばらく沈黙が続いた。
なに この空気。
優姫「…泉だっけ、お前もう今日はここに泊まれ」
優姫さんは 俺をシカトし、聖に俺が泊まる準備をさせていた。
…何してんすか。
泉「てか、俺 まだ泊まるとか言ってないし…」
聖「あ、親の事とかは心配いらねぇからな☆」
聖は 裏の顔が分かるくらいの黒い笑顔で言った。
心から笑ってすぐに分かるからな…こわ…。
こう思える俺は 今日初めて会ったとは思えないほど、赤西家に溶け込んでいた。
何でだろうな。
普通なら、ちょっと抵抗とかあるけどな。他の知らない人とかの家にいるときとか。
俺がそう考えてる間にも、優姫さんと聖は、俺を泊めさせるために動いていた。
…だから俺、許可してない(泣)
ちょうどその時だった。
―ガチャッ
優姫.聖「!!」
この家の玄関の扉が開いた音に、優姫と聖が反応した。
しかし、何だか様子が変だ。
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