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キーンコーン…カーンコーン…
「ん、今日はここで終わり!
予習 復習してこいよ~」
―と、能天気な 先生の言葉と
同時に授業終了のチャイムが鳴った。
「…ふぁ~…ネムい。」
あたしの通っている学校は
『私立・天羽高等学院』である
県内でも 成績が優秀と有名で、まぁ言わば、エリート校だ。
しかし
「おい!聞いたか?
O組で喧嘩だってよ!」
「マジかよ!!」
「見に行こうぜ!!」
それは表向きだけで
中身は誰にも
手がつけられないほどの
不良や族に入っている奴らばかりで
めちゃくちゃだった
喧嘩なんて日常茶飯事だ。
それなのに何故 成績が良いと有名かというと…
赤西 優姫。
あたしのおかげでも あると言っても良いほどだ。
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