私立・天羽高等学院

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とにかく、この天羽は あたしの頭の良さと、 (多分)他の奴らが 全国模試を受け続けていることから、 『天羽は成績が良い』 っていう感じになった ……多分。 んまぁ、 どこのどいつが 受けてるか知らねぇんだけどなっ まぁ 多分 族に入ってる奴は 受けてないと思うから… 何か親が財閥の人とか 普通のガリ勉… これは居ないか。 とりあえず、受ける奴がいるんだろう。 つか、全国模試を受けるだけで 成績が優秀と思われるなんて 「他の学校も受け続けたら 有名になんのか?」 と、少し疑問を抱くが あたしたち天羽の生徒には 凄い 迷惑なんだけどね。 ま、有名なだけで先生方が 「新入生がまた増える!!!」 と、嬉しがっているのは… 「お前ら何もしてねぇだろ」 って言いたいけど、 何を言っても聞かねぇだろうし めんどくさいから言わない。 そんなことを思っていると、 優姫はO組の前まで来ていた ‐O組‐ バキッ 「ふざけんなぁ!」 「いけいけー!!」 「もっとやれよー!!!」 「矢倉ー!!負けんなよー?」 「温井ー!!お前も負けんなー」 おー…これはいつもより すげぇ派手な喧嘩だな… ん?温井? 聞いたことある名前だな… 誰だっけ? まぁいいか。 O組に来ると 2人の男が殴り合いをしていた 喧嘩なんて日常茶飯事だから いつも机を全部後ろに下げてバトル場みたくしてあるのだ。 だけど、学校のものが壊れたらあたしの家のお金で治すらしい。 …金の無駄 遣いだな。 窓ガラスは粉々だし。 (喧嘩する前から割れている) 机も使えないほどぶち壊し。 (いつも使ってないけど) 黒板は真っ二つに。 (授業あんま聞かねぇし。) とりあえず教室は破壊寸前 何してくれてんだ(怒)。  
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