私立・天羽高等学院

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優姫「…なんだつまんねー」 相手もよく見えねぇし、 知っている奴らだったら 少しは応援すっけど… めんどいから言わねぇ。 つか、あたしは 皆みたいに 止めたり、助けたりしない。 O組に来たのは喧嘩が どんな感じか見たかったから 優姫「戻るか」 あたしが帰ろうとすると 「おい、赤西。戻るん? こっからがええとこちゃうのん?」 近くにいた何故か関西弁の 野次馬に話しかけられた。 優姫は九州1の姫虎の総長 と言われているが… この天羽にはもう1つ。 姫虎と同じくらいの力を持つ 豹雷牙(ヒョウライガ)という族がある ちなみにその総長もこの 天羽の生徒だ。 優姫は何回か豹雷牙には 会ったことはあるが、 ほとんど喧嘩しない。 それに、優姫は その相手の名前と顔を覚えないので、 誰が誰か分からないのだ。 でも皆 族に入っているので 普通に優姫たちに話しかけられるのだ。 優姫「? 帰るよ面白くねぇし」 「やからここからやろ!!」 優姫「やだ。それならアンタが 結果報告してくれよ」 「嫌やわ。面倒やんけ。」 優姫「だろ?」 そして優姫がO組から出ようとしてドアに手をかけた… ─そのとき─… 「おらぁ!」 喧嘩していた男が相手に 突っ込んでいった。 そして 飛び蹴りをしたのだが 相手は軽々と避けてしまった しかし急に止まれるわけじゃないのでドアの前にいた 優姫に突っ込んだ 「おわっ!?危なっ!!」 「赤西っ!!」 優姫「はっ!?」 ガッシャーン!!   
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