いじめ!?

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優姫は涙に触れ、気づいてなかったのか、驚いた声を出した。 優姫「うわ!?えっ!?」 降「………優姫」 驚く優姫に降は悲しそうな表情をしていた。 優姫「え!?泣くつもりなんか…」 ……ないのに。 降「…聖…か?」 何で降には分かっちゃうんだろうな… 優姫「……うん…」 降「ボソッ) ハァ…まだ成仏してねぇのか…」 優姫「そうみたいだな」 宝夜「??? ……何の話?日本語喋れよ。」 未来「喋ってるよ、宝夜の頭が正しい日本語を理解できないんだよ。」 宝夜「なぁぁにぃい!!??」 心曖「今は漫才してる場合違う!!!!」 降は宝夜たちの会話を聞いて、ため息混じりに言った。 降「あと3週間。」 「「「……へ?」」」 降「あと、3週間ぐらいたったら…話せる」 未来「……その3週間後に なんかあるんだよな?」 優姫「あぁ…」 宝夜「んなら、3週間後になったら絶対に話せよな!」 宝夜はそう言うと、優姫に向かって小指をたてた。 ………………? 優姫「なにコレ」 宝夜「ゆ、び、き、り!」 優姫は小指を宝夜の小指に絡ませるように差し出した。 優姫「クス… 宝夜って子供っぽい所あるんだな」 あ、てか全部が子供か。 宝夜「いいんだよ! 子供っぽくても生きてこ―!」 「「「「意味分からん」」」」 宝夜「みんなして言うな」 心曖「んじゃ―遊ぶか!」 降「………何する?」 宝夜「んじゃ…ゲームしよ!」 優姫「………何の?」 宝夜のことだからろくなこと言わないんだろうな…… .
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