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降「つぅか、早くゲームしようぜ?」
輝雷「だから、どんなゲームか聞いてたんだろ」
輝雷はため息混じりに言った。
降「パシリゲーム」
輝雷「……………は?」
降の言葉に 輝雷は目を見開いた。
それを見た、宝夜は頼んでもいないのに説明しだした。
宝夜「ゲームに勝ったら、相手に自分の言うことを何でも聞いてもらえるんってこと。」
心曖「誰もアンタに説明頼んでないよ。」
《…心曖、最近毒舌になったな》
と、思っているのは優姫だ。
輝雷「なるほど…」
《……理解したくはないが。》
降「んで、もちろん負けたら、相手の 言うことを聞かねぇといけねぇの」
宝夜「それ俺のセリフっ!」
未来「ったく…こんなゲームなんか思いつくの宝夜だけだよ」
心曖「でも負けんよ!?」
未来「…あぁ!!命令聞きたくないし!」
輝雷「………??」
優姫「…? Σあぁ!!
まだ紹介してなかったな。こっちが心曖!
心<ココロ>に曖<アイ>って書いて心曖だ!」
心曖「よろしくな」
輝雷「……おいしそうな名前だなぁ…」
未来「なッ…お前ッ!!心曖は…もがっ!!?」
未来は輝雷に向かって怒鳴りかかろうと思っていたら、降に口を塞がれた。
降は苦笑いを浮かべている。
輝雷「……?何赤くなってんだよ。ココアって美味しいだろぉ?」
未来「そっちか…ハァ」
輝雷がそう言うと、降に口を開放されて、未来は安心したようにため息をした。
その時、降が未来の肩に手を乗せ "大丈夫 大丈夫"と落ちつかせていた。
……まったく、わけわからん
それにピン と来たのか、輝雷は未来に"もしかしてっ!!"と叫び、輝雷が口を開いて
何かを話そうとしたとき、
また、降が輝雷の口をふさいだ。
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