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宝夜「ほとんど俺がやったじゃねぇか!ちょっとは感謝しろや」
宝夜は納得いかないのか、心曖に対して反論を繰り返す。
見苦しいったらありゃしねぇ。
心曖「さっきちゃんと礼したじゃねぇか!
それに、これはゲームの命令だし。文句言わねぇの!」
負けじと言い返した心曖は、宝夜に詰め寄る勢いで近づいた。
宝夜「お前っ…
俺がどんな思いでこんな大量の課題をしたかわかってんのか?」
心曖「んなもん、知りたくもないね!」
降「……はぁ、呆れる。」
降がそう言うと、
未来から「我慢しろ」というような視線が送られてきたので、
黙って心曖と宝夜のやりとりを見ていた。
未来「そういえば…総長たちの勝負は…?」
優姫「お前誰に向かってバカなんて言ってんの?
この天羽の秀才にか?」
↑自分で言う
輝雷「でも俺だって、
お前に負けねぇほど天羽の秀才だし」
優姫「ハッ!…笑わせんな!
あたしは天羽のNo.1!
全国模試で1位取ったことがあるんですけど?」
この優姫の言葉に、輝雷は言い返せないらしい。
しかし、この口喧嘩を見て呆れる人物が数名。
「「…よく総長務まるよな」」
「「…あんな幼稚なのにね」」
優姫と輝雷はゲームに見向きも
せず、ただの口喧嘩をしていた
だから ゲームの中の主人公は
止まったままだ;;
降「どうする?あれ……」
未来「止めんのめんどくさい」
心曖「なぁ~」
宝夜「ほっとくか?」
降「でも あれじゃゲームの勝敗が決まらねぇじゃん」
「「「「…うーん…」」」」
優姫「だいたいなぁ!」
輝雷「それは…ハッ!」
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