降と奈緒

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──────────── ─────────── ─────────… ─五年前─ 奈緒side 降「なーおっ!早く来いよっ」 奈緒「降…そんなに 急がなくても遊園地は 逃げないよ?」 そう。俺と降は一緒に 遊園地に来ているんだ。 五年前だから俺らは8歳。 まだ小学生だから遊園地も 楽しみで仕方がない。 俺と降は従兄弟同士だ。 親戚ということもあって 俺らは凄く仲が良かった。 だけど親同士が仲が悪かった それが俺らの一番の不満だった 今日は二人の親父も 保護者として来ているが 気にしない 降「奈緒!今日は楽しもうな」 奈緒「あぁ!そうだな!」 今日は親の事なんか忘れて 楽しく遊ぼうと二人で決めた。 だけどこの遊園地で 俺らの絆が壊れるなんて 思いもしなかった。 。゚*。゚*。゚*。゚☆。゚*。゚*。゚*。゚* 降「つかれたー!」 奈緒「ジェットコースター 全部ハシゴしたもんな☆」 降「俺ちょっとトイレに 行ってくるきら待ってて」 奈緒「おう」 この行動が俺らの絆を 壊すことになるなんて 今 思ったら凄く悔しい。         
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