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「久しぶりの戦闘だ。レスティ、聞こえるか!?」
ツキヒロは回線を開いて、レスティに話し掛けた。
「・・・まだか?何を手間取っている?」
未だ射出されないザクに苛立ちを覚えたが、一刻も早くサラミスを沈めて木馬を追い掛けたかったツキヒロはムサイに向かって回線を飛ばした。
「こちらツキヒロだ。クルードのザクはどうした?」
ツキヒロのモニターの端に、先程のオペレーターが出た。
『中尉!准尉のザクがトラブルのようで、発進できません!』
「トラブルだと?何が原因だ!?」
『わかりません。マシントラブルだとは思いますが・・・』
「ちぃ、整備士達は何をやっていた!艦長に先行しておくと伝えておけ!サラミスを逃がす訳にはいかんからな!」
言うだけ言うと、ツキヒロは通信をOFFにした。
そして、単身サラミスへと向かうのであった。
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