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父は何も言ってこなかった。ただ病院代を払っているだけだった。
何も悲しくはなかった。誰も俺の目の前に現れない。最高じゃないか…。
後は早く死ねればそれでいい。
でも病院ではずっと見張られていた…。見張りから逃げようにも片足の俺には到底無理だった。
何もかも自分の思うようにいかない。俺は不本意ながら退院するために治療に専念することにした。
もちろん退院したらすぐ死ぬつもりだ。
こんな体で退院したところで夢や希望も何もない…。
早く消えてしまいたい…
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