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友人は正直かなり嫌そうな表情…
だが私の好奇心はもう止まらない!
しかし、やはり一人では…
友人と二人、まずは一階の駐車場に目をやった。
シャッターは閉まっているが、あちらこちらが錆びて穴があいていたため私達は容易に中に入ることが出来た。
駐車場の中は、足の踏み場もないくらいに瓦礫や材木で散らかっていた。
もちろん電気もなく、辺りは真っ暗。
先輩に借りたライターの灯りを頼りに周囲を散策した。
…何て事はない
ただの瓦礫の山…
建物が古いため、今にも崩れ落ちるのではないかと、別の意味での恐怖感……
雨も降っていないのに、駐車場内はシトシトと水滴がしたたっている。
足場はかなり悪い!
湿気も凄い!
すでに肝だめしには十分すぎるくらいの気味の悪さ…
私達は一通り散策した後その場を立ち去った。
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