恐怖への序章

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先輩のHは続けて言った。 先輩H:「今日は車のガソリンも満タンだし、たまには好きな所にドライブ連れていってやるぞ!」 この男先輩とはいえ、いつも偉そうな話し方をするので、普段からあまり好きではなかった。が、しかし私たちの暇具合はそんな事を気にしないぐらいにこえていた。 私と友人Lはふたつ返事で「じゃあ今から幽霊スポットの〇〇旅館に肝だめしに行こうや!」と… 今さらだが、あの時何故〇〇旅館を口にしたのか…もっと別の場所をリクエストしていれば、今もこんなめにあわなくて済んだかもしれないのに… そう思っても、もうどうしようもないが… 今更、後悔しても仕方がないが… 私たち三人は、出発の支度をし、あの〇〇旅館へと向かった。
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