恐怖への序章

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私たち三人は、ご機嫌で車に乗り込み、〇〇旅館を目指し車を走らせた。 時刻は16:00…まだ辺りは明るい。 私たちがこれから行こうとしている〇〇旅館は、地元では有名な幽霊旅館だ。 …当時、その旅館には一家五人(夫婦とその子供二人そしてその祖父の五人)で住んでいた。 が、ある日その旅館に宿泊した男が、その夜一家を惨殺した。 殺害の理由は定かではないが、思えば酷い話だ! 当時の私達はそんな事もお構いなしで、その〇〇旅館へと好奇心だけで向かってしまった。
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