好奇心=無謀=恐怖

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家の前にたどり着いた私たちは、その(家)と思っていた建物が小さな古びた商店だとわかった。 その古びた商店は、(今は営業してはいないな!と一目でわかるほどに)すでにボロボロで腐敗していた。 その古びた商店のすぐ横には木造建てのトイレ!これは更に不気味だ。 私たちは本来肝だめしに来てる訳で、この恐怖感タップリの物件を見逃すわけはなく… 私:「これは中に入ってみるしかないよなー」 二人:「マジで」 二人からの意外な返事! 私:「はぁ?何しにここまで来たと思ってるんだよ~せっかくだから中に入ってみようぜ~」 そう言いながら二人に目をやると、友人は多少のためらいがある表情だか、先輩はまったく入る気なしといった表情。 とは言っても、さすがに私も一人ではちょっと入る気にはなれなかった。 もうすでに私達の恐怖感は高まっていた。
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