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「はい!!雪丸のご飯だよ!!」
そう言ってくれたのは、何だか良い匂いのする食べ物。
「猫まんまって言うんだよ?雛葉も大好きなんだ!!」
雛葉ちゃんも好きなんだ!!
じゃあ僕も好きになれるかな?
ペロ…パク、モグモグ。
「美味しい?雪丸?」
「にゃん!!おいしー!!」
…へ?
『あ、あなた…今ね、猫が…』
『し、喋ったな…雪丸が…』
皆ビックリして居る。
どうしよう、僕何か悪い事しちゃったのかな?
「わぁああああい!!雪丸が喋った!!!」
「んにゃぁ!?」
あれ?雛葉ちゃんはビックリしてない?
『喋る猫ちゃんなんて…とっても可愛いわねあなた!!』
『そうだな!!良い猫を貰ったもんだ!!ハッハッハッハッ!!』
あ、雛葉ちゃんのお母さんもお父さんも笑ってくれた!!
僕、嬉しい!!!
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