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結婚前夜
「たかしさんたかしさん」
「んー?どうした百歌?」
俺の妻となる百歌<ももか>
可愛くて可愛くてたまらない。
全てを自分のものにしたくなるほど
俺は百歌が大好きだ。
「たかしさん、だいすきですよ」
目の前に来てニッコリと微笑む
それが愛おしくてたまらない
たかしは百歌を自分の方に抱き寄せ
耳元で
「俺も大好きだ……」
と、呟くと百歌は頬をほんのりと染め
嬉しそうに笑う
お互いに抱き合い
幸せな一時をしていた
すると、たかしの胸に埋めていた顔を上に向け
たかしの目をじっと見ると
ニコッ微笑み、更に強く抱き締める
たかしはその行動に喜びを感じ
強く抱き締め返す
「…愛を感じます」
クスリと笑う百歌の髪の毛をとかしながら
「俺もだ……」
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