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後少しで唇が触れそうになった時、名前を呼ばれた。
『こーへい!!』
奴の力がゆるんだ隙に、私は腕の中から抜け出しこーへいに抱きついた。
「うわっ!……また成田になんかされたの?」
『キスされそうになった~~~!!(泣)』
「キスっ!?」
そう言って驚くこーへいの胸で泣きそうになっている私の腕を
「他の男に抱きつくな。」
本性丸だしの奴が掴んだ。
「成田こそ、那子泣かせるなよ。」
私とこーへいの前ではしょっちゅう本性丸だしになる成田の性格に慣れているこーへいは、負けじと正論をかませる。
「…まだ鳴かせてねぇ。」
意味違うーーーーーーーーーー!!///
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