再開~第二章~

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黒夜が木の上から白斗に声をかけた。 「そんなことないと思うけど?」 黒夜は人間に対してちょっと、偉そうに振舞うところがあって、決して優しいとは言えないのだが・・・ まぁ ここはとりあえず、静かに見守っておくことにした。 「どうすれば!?」 「簡単さ。天狗道に落ちればいい」 ・・・ん? なっ・・・!? 黒夜のアイデアってこれか!? 黒夜は白斗に天狗になれと言うのだ。 それも白天狗。 すべてを捨てて僕の元に来るように言っているのだ。 「黒夜!?」 「・・・しかたねぇ」 黒夜は10年は待つと言ったから、今のところは安心だが・・・
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