2人が本棚に入れています
本棚に追加
黒夜が木の上から白斗に声をかけた。
「そんなことないと思うけど?」
黒夜は人間に対してちょっと、偉そうに振舞うところがあって、決して優しいとは言えないのだが・・・
まぁ
ここはとりあえず、静かに見守っておくことにした。
「どうすれば!?」
「簡単さ。天狗道に落ちればいい」
・・・ん?
なっ・・・!?
黒夜のアイデアってこれか!?
黒夜は白斗に天狗になれと言うのだ。
それも白天狗。
すべてを捨てて僕の元に来るように言っているのだ。
「黒夜!?」
「・・・しかたねぇ」
黒夜は10年は待つと言ったから、今のところは安心だが・・・
最初のコメントを投稿しよう!