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信仰~第一章~
天狗と出会ってから数ヶ月後、僕はこの町に戻って来た。
しばらく暮らしてみると、子供の時に気づかなかった事をたくさん知った。
第一にこの町の信仰についてだった
この町では
僕が麗樹とあった神社のおやしろさまを中心として、精霊や妖獣などがおやしろさまを護っているらしい。
そして、おやしろさまとは別に、天狗の存在をも肯定している。
別におやしろさまと天狗は仲が悪い訳ではなく、二人は並行の位置にいるのだ。
おやしろさまは民の安全を守る役目
天狗は異界へ続く道を管理する役目
まだまだ、いろいろ細かい事があるけど、大切な事はこれくらいかな~
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