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「もう二度と麗樹とはあえないのかな・・・」
「そんなことないと思うけど?」
木の上から声をかけられた。
「!?誰」
「誰でもいーじゃん♪それよりも」
木の上からトンッと、目の前に飛び降りてきた。
「うわっ 今羽無かったか?」
「んー 俺様が姿見せてやってんだから黙って聞きやがれ!!」
「・・・すみません」
「じゃあ いうぞ」
僕らの間に風が吹き抜けた。
「それは・・・」
ゴクリ、とつばを飲む音が聞こえる。
「人間を捨てればいい」
「!?どうやって?僕は飽くまで人間だ!変わることは出来ない」
「そのままならな・・・ だけどひとつだけ方法はある」
「それは!?」
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