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「それは?」
「天狗道に落ちればいい」
「て・・・ん・・ぐ?」
「そうだ。一日一回地獄の炎に焼かれる代わりに、翼を手に入れる事が出来る」
「ありえないよ!!そんなこと」
「さすが人間・・・目で見ないと信じないか」
めんどくせーな・・・だからあいつのことも見えないんだ
目の前の少年が、何かつぶやいた声が聞こえた気がした。
「まぁいいだろ 見せてやるよ」
バサッという音とともに、黒い羽が舞踊り、目の前の少年に羽が生えていた。
「うわっ・・・」
「まぁ 俺様は黒天狗だけどな」
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