序章

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揺れる電車。 人が押し寿司のように収納されていた。 私は毎朝この苦しみに耐えながら、会社に向かう。 しかし、憂鬱だ。 満員電車もだが、もっと憂鬱なのが、会社だった。 まぁ~会社を心底楽しく出勤する人なんてほんの一握りだろうけど…。 私が、会社に行きたくない理由はひとつ。 苦手な上司がいる。 ただそれだけだ。
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