14784人が本棚に入れています
本棚に追加
/478ページ
「じゃあ…」
私は上を向いた。
「遊びじゃないっていったら?」
「……」
……そんな事。
「有り得ない」
「何で?」
「私…スッゴい美人でも何でもないんですよ?」
「まぁな」
まっ…!!!
「じゃぁ…何で!!!」
その時部長の手が私の顔をそっと撫でてきた。
……温かい。
「ぶっ…部長?」
「お前が良いからだ」
「…めんどくさい女になるかも知れませんよ?」
私はくすぐったい気持ちになった。
「良いよ。そのつもりで口説いてんだから」
部長は優しく微笑んだ。
そして、そっと口づけをされた。
最初のコメントを投稿しよう!