隠していた想い

3/13
14784人が本棚に入れています
本棚に追加
/478ページ
「じゃあ…」 私は上を向いた。 「遊びじゃないっていったら?」 「……」 ……そんな事。 「有り得ない」 「何で?」 「私…スッゴい美人でも何でもないんですよ?」 「まぁな」 まっ…!!! 「じゃぁ…何で!!!」 その時部長の手が私の顔をそっと撫でてきた。 ……温かい。 「ぶっ…部長?」 「お前が良いからだ」 「…めんどくさい女になるかも知れませんよ?」 私はくすぐったい気持ちになった。 「良いよ。そのつもりで口説いてんだから」 部長は優しく微笑んだ。 そして、そっと口づけをされた。
/478ページ

最初のコメントを投稿しよう!