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『私を喚んだのはあなた?』
緋歌梨の目の前に白い龍が現れた
「はい、私と契約して欲しいんです。」
『私と契約ですか?』
「はい。」
『では、あなたの戦う意味を教えて下さい。』
「私は…大切な人を守りたい、大切な人の笑顔を守るために戦うの。」
白龍はジッと緋歌梨を見つめた
『…あなたの戦う意味…これからも忘れないで下さいね?』
「はい。」
『契約をしましょう。私の名前はローラ、光を司る龍王です。』
「私は陽扇 緋歌梨、光の家の子供です。」
『我、この者を主と認め共に歩む事を誓おう。【契約】』
白龍が緋歌梨の頭の上に手をかざし詠唱すると緋歌梨の右手の甲に紋章が現れた
『宜しく緋歌梨。私の事はローラと呼んで』
「宜しく、ローラ。」
緋歌梨はローラと握手すると魔法陣の光が弱まり怜達の元に歩いて行った
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