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魔法陣の中
『…喚んだのはお前か?』
「…そう。」
ルラの前に黒い煙が現れ少しして煙が無くなると煙の中から漆黒の龍が現れた
『俺の名は剋、闇の子よお前は何を恐れる?』
「…わ…た…しの…恐れ…る…ッ!!」
ルラは剋の言葉に青くなり動揺したが怜の言葉を思い出し深呼吸をした
スゥ~ハァ~
「ルラが恐いのは、裏切り。」
『…契約をしてもいいが闇の「ルラ。」…や「ルラ。」…フゥ~ルラの過去を覗かせてもらう。』
剋は名前を妥協して呼ぶとルラは笑顔で返した
「いーよ。その代わりルラを絶対に裏切らないで。」
『わかった。【うつし鏡】』
ギュッ
「え?」
剋はルラの記憶を覗くと涙を流しながらルラを抱きしめた
『もう大丈夫だ。俺がルラを護ってやる。 我、ルレイラを主と認めけして裏切らないと誓う【契約】』
「ありがとう。」
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