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ギギッ~
怜「ギルド虹の風だ、龍人族の長より頼まれ龍人族を保護しに来た。」
「ギルド?」
「人間だ…」
「虹の風ってシャオ様がいつも話していた名前だよ…」
「確か…」
怜「俺の名は焔 怜、シャオの親友だ。」
「やっぱり!!レイさんだ!!」
怜が奥の部屋に入ると真っ暗な部屋の隅の方に固まる龍人族の子供達を見つけた
怜「龍人の子供達、何人居るのか教えてくれるか?」
「…僕達は全員で15人だよ。1人奥の部屋に連れて行かれた、…僕達の首に着いてるやつが魔力の封印と龍化出来なくしてる。」
みんな5才くらいの中1人だけいた8才~10才ぐらいの少年が説明した
怜「そうか…君、名は?」
屡惡「…屡惡(ルオ)。」
怜「そうか、屡惡は龍化したらここに居る子供達を抱えて地上に上がる事は出来るか?」
屡惡「…なんとか…」
怜「よし。偉いぞ屡惡。もう1人の子供は俺が責任を持って助ける。この子達を頼んだぞ」
怜は屡惡の返事を聞き笑顔で頭を撫でた
屡惡「なに言ってんだ?首輪のせいで龍化は出来ないって言ったろ!?」
屡惡は怜の言った事が理解できなかったのか怜に掴みかかった
怜「落ち着け、動くなよ?…ー我、虹の力を継承し者我が名においてこの者を縛りし呪いを解き放て…我が名は 焔 怜ー【解】」
怜が屡惡の首輪に軽く触れ呪文を唱えると首輪は小さな光となって消えていった
屡惡「力が…戻ってきた!!!」
怜「さぁ!時間がない。残りの子供達は奥の子供を助けた後だ!!屡惡出来るな?」
屡惡「任せて!!ー我、龍の誇り高き戦士名は屡惡ー【龍化】」
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