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事の発端は天老院のクソじじぃ…
「ちょっと下界へ行って様子を見てきてくれんかの?」
「何の?じぃさん入れ歯でも落としたのかい?」
「たわけっ!わしの歯は自前じゃ!…ちなみにあっちも現役じゃが。」
「聞いてねーよっ!このエロ大臣っ!」
俺と天老院のじじぃの日常的な会話だ…
「そうではなくて下界に気になる娘がいるんじゃが…」
…
「どうした裕太?」
「じいさん…下界の女に手ぇ出すのはマズいだろ?」
「裕太…おまえわしが誰なのかわかってるか?」
「水戸のご隠居。」
「わかった…わしもこれで思い残す事はない。」
…
それでコレだよ…
あのクソじじぃっ!
いつかあの残り少ない毛をむしり取ってやる…
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