シングルベル

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 「じゃあ、麻美さん おやすみなさい」  「はーい、おやすみなさい」  しまった! …まあ、いいか。  「もうしばらく、麻美さんと暮らそうかな…」  娘は小さくつぶやいた。  とっさに、私は聞こえないふりをしていた。  この言葉は、私にとって最高のプレゼントだった。  …小さなサンタさんがくれた最高の贈り物だった。
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