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男A「お、Cだ」
男B「あれ、彼女か…なんだ、和気藹々と…端から見れば普通の、というかかなりうまく行ってるカップルだぞ…」
男C「いい加減諦めたらどうなんですかね、お嬢様?」
女C「いいえ、私は諦めませんよ?私、欲しいものはどんな手段を使っても手に入れますから」
男C「で、拉致監禁か。大富豪のお嬢様にしては品が無いと思うんだが」
女C「それは聞き捨てなりませんね…私がどれだけ苦労してあの作品を作っていると思っているのですか?」
男C「意味不明な殺人トラップの監禁部屋を作品とまで言うようになったか。救えないな~」
女C「救われないのは、貴方です。次こそは貴方をモノにします」
男C「いい加減にしとけ、この変態…そろそろ俺も怒るぞ」
女C「女の子に手を上げますか?ふふ…皆さんが見てますよ?」
男C「…」
女C「私のモノになれば、何でも望みのモノが手に入るんですよ?お金も、権力も、性欲の捌け口も」
男C「それは嬉しい特典」
女C「そうでしょう」
男C「だが断る」
女C「なら、貴方が折れるまで続けるまでです」
男C「覚えとけ、お嬢様」
女C「なんでしょう?」
男C「鎖や罠で体は拘束できても、心は拘束できないぞ」
女C「ええ、ですから…その心が折れ、縋るまで責め苦は続きます」
男A「俺、今まで自分の彼女が一番病気だと思ってたわ」
男B「Cすげえ、超すげえ」
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