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男A「おう、あがってくれ」
妹「あ、C先輩いらっしゃいです」
男C「悪いな。邪魔させてもらうよ」
妹「いえいえ~あ、お兄ちゃん、私コーヒー淹れてくるね」
男A「ああ、ありがとな」
男C「ところでA」
男A「なんだC」
男C「さっきから何か視線らしき物を感じるんだが…」
男A「…気のせいだ、絶対気のせいだ」
男C「妹さん、ひとりにして大丈夫か?」
男A「戸締りは完璧だ…頻繁にチェックしてる…チェックしてるんだ…」
妹「はい、どうぞ♪C先輩はブラックでいいんですよね?」
男C「あ、すまん」
男A「ああ、わかった」
男C「…すごくいい子…だな」
男A「やらんぞ」
男C「…今は自分の身だけで精一杯だよ。ところでA」
男A「なんだCよ」
男C「やっぱり視線を感じるんだが。あのカーテンの向こうから」
男A「絶対に気のせいだ。間違いなく気のせいだ。気のせいにしろ。気付くな。フラグが立つ」
妹「お兄ちゃん、お友達さんがきてるよ?」
男B「いよー!メンゴメンゴ。遅れちまったーい。なんだよ暗いな…カーテン開けろよ、まだ昼間だぜ」
シャ!!
女A「…どいてほしいな、その邪魔な腕刺すよ?」
女B「いいよ?刺しな。絶賛録画中だからそのまま垂れ込んでやる」
女C「静かにしてくださらない?貴女たちのせいでばれたらまとめて遭難させますよ?」
妹「てめえら警察呼ぶぞ」
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