$第1章 入学$

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龍也達は、校内へ足を踏み入れたが,早速喧嘩を売られてしまう。 不良A「てめぇ等…入学早々,長ランにボンタンとは,調子こいてんな? なぁ? 隆?」 そう言われ,隆と言われた男が口を開いた。 隆「あぁ… 調子こきすぎだな… ヤキ入れるか…」 隆は,そう言い,龍也達の元へと歩き始めた。 龍也「相手をよく見ろよ… シャバ憎が…」 憲次「まったくだな…」 立山「誰がやる…?」 如月「この如月様がやってやる…」 隆「ごちゃごちゃうっせぇぞ…てめぇ等…」 隆が叫んだその時! 丸川「隆… てめぇいつから偉くなったんや…?」 隆「丸川! すまなかったよ…」 立山「丸川… 黙ってろ!」 丸川「あぁ~てめぇ等来たか…」 如月「隆とか言うボンクラ… かかってこいよ…」 隆「てめぇ… 丸川が来たからッて調子付くなよ…?」 丸川「お前じゃ勝てねぇよ…」 如月「早く来いよ…? 先輩…」 隆は,如月に挑発され,頭に血が上ったのか,如月の方へ走っていき,殴りかかったが、如月に難無く避けられ,逆に髪を掴まれ顔面に強烈な膝蹴りを叩き込まれた。 立山「あぁ~痛そう~」 如月「立てよ~先輩…」 隆は,気合いで立ち上がったが、さっきの一撃が足にきていた。 如月「先輩,膝が笑ってんぞ…?」 隆「うっせぇぞ… 夜那国の隆様をなめんな…」 如月「笑わせんな… 雑魚が…」 如月は,隆の元まで走り,隆は,前蹴りを放ったが,如月に足を掴まれてしまった。 如月「そろそろ寝てろ…」 如月は,そう言い,掴んでいた足を放し強烈な肘鉄をかました。 そして,隆は,静かに倒れ込んだ… 如月「龍也,憲次,恭介… 行くで…」 龍也達は,体育館へ向かおうとしていると,丸川が呼び止めた… 丸川「この学校はすげぇぞ… 気い抜くとやられちまうぞ… 現に俺は,浩介に負けちまったわ…」 龍也「ふっ… 頑張ってくださいよ…先輩?」 立山「じゃあな… 丸川…」 龍也達は,体育館へと歩みを進めた。 次回に続く。
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