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龍也達は、校内へ足を踏み入れたが,早速喧嘩を売られてしまう。
不良A「てめぇ等…入学早々,長ランにボンタンとは,調子こいてんな? なぁ? 隆?」
そう言われ,隆と言われた男が口を開いた。
隆「あぁ… 調子こきすぎだな… ヤキ入れるか…」
隆は,そう言い,龍也達の元へと歩き始めた。
龍也「相手をよく見ろよ… シャバ憎が…」
憲次「まったくだな…」
立山「誰がやる…?」
如月「この如月様がやってやる…」
隆「ごちゃごちゃうっせぇぞ…てめぇ等…」
隆が叫んだその時!
丸川「隆… てめぇいつから偉くなったんや…?」
隆「丸川! すまなかったよ…」
立山「丸川… 黙ってろ!」
丸川「あぁ~てめぇ等来たか…」
如月「隆とか言うボンクラ… かかってこいよ…」
隆「てめぇ… 丸川が来たからッて調子付くなよ…?」
丸川「お前じゃ勝てねぇよ…」
如月「早く来いよ…? 先輩…」
隆は,如月に挑発され,頭に血が上ったのか,如月の方へ走っていき,殴りかかったが、如月に難無く避けられ,逆に髪を掴まれ顔面に強烈な膝蹴りを叩き込まれた。
立山「あぁ~痛そう~」
如月「立てよ~先輩…」
隆は,気合いで立ち上がったが、さっきの一撃が足にきていた。
如月「先輩,膝が笑ってんぞ…?」
隆「うっせぇぞ… 夜那国の隆様をなめんな…」
如月「笑わせんな… 雑魚が…」
如月は,隆の元まで走り,隆は,前蹴りを放ったが,如月に足を掴まれてしまった。
如月「そろそろ寝てろ…」
如月は,そう言い,掴んでいた足を放し強烈な肘鉄をかました。
そして,隆は,静かに倒れ込んだ…
如月「龍也,憲次,恭介… 行くで…」
龍也達は,体育館へ向かおうとしていると,丸川が呼び止めた…
丸川「この学校はすげぇぞ… 気い抜くとやられちまうぞ… 現に俺は,浩介に負けちまったわ…」
龍也「ふっ… 頑張ってくださいよ…先輩?」
立山「じゃあな… 丸川…」
龍也達は,体育館へと歩みを進めた。
次回に続く。
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