生と死

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『生きた証』 たった一人で 『君』は悩んでいた たった一人で 『君』は悲しんでいた たった一人で 『君』は苦しんでいた そして たった一人で 『君』はある決意を固めたね それは僕にとって 辛いことだったんだよ? それは僕にとって 悲しいことだったんだよ? 『君』の命は 『君』のものであって 『君』だけのものじゃない 辛いことがあるなら 悲しいことがあるなら 悩んでいることがあるなら どうして僕に 言ってくれなかったの? どうして僕に 頼ってこなかったの? どうしてたった一人で 旅立っちゃったの? 『君』はそれで 幸せでしたか? 『君』はそれで 満足出来ましたか? 僕には 『君』の本当の気持ちは 分からないよ? でもね 力になることは 少なからずあると 僕は思ってたんだよ? たった一人で 悩んでいたこと たった一人で 悲しんでいたこと たった一人で 苦しんでいたこと 僕は全く 知らなかったんだ 僕がもし 『君』の気持ちに 気付いていたら もしかしたら『君』は 旅立つことは なかったかも知れない 『君』が話してくれたら きっと力になろうと 僕は必死になったと思う でも 結局は気付かなくて 力にはなれなかった 『君』はこの世には もういなくなってしまった  
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