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「…ここは?」
周りを見渡すと真っ暗で何も見えなかった。どうやら気を失った後、いろんな所を殴られたりしたらしい。
「やっと起きたんか。」
辺りをうろちょろ見ていると沢山の極道がこっちに向かって話しかけていた。手にはピストルやらバズーカやらたくさん持っていた。
「ずっと待ってたんやで、あんたが起きるのを。あの時にそのまま殺したらよかったんやけどな、ここまでワイ達をコケにした奴はお前が初めてでな。ボス直々殺す事にしたんや。あっ、ついでにオレはこいつらのボスの葛城や。まぁこれから死ぬから覚えても意味ないけどなー。」
葛城がそう言うと極道達が嫌らしく笑った。どうやらこれから殺されるらしい。
「おいおい、マジかよ。オレ殺しても何もメリットないぞ。離せよ!!!!!1対1で勝負しろよ!!!!コノヤロ!!!!」
オレは泣きながら必死の抵抗をしたがオレを結んだワイヤーは全然ビクともしない。
「何や何や見苦しいなぁ。男が泣くなんて情けないなぁ。」
そう言うと葛城は手下に命令した。
「お前ら。攻撃開始じゃ!!!!!」
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