🍀プロローグ🍀

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すべての動きがスローモーションに見えた。極道達がピストルやらバズーカやらを撃つモーションまでゆっくりだった。するとまたピコの声が聞こえてきた。 【…どうしたのー?元気ないねー死にそうだねー。】 「んだよ…またお前かよ…」 またピコが現れた。でもオレは話す余裕すら無かった。 【まだ死にたくないでしょー?】 ピコが嫌らしく笑った。 「はっ。つまり助けてやるから晩餐界を救えってか?」 【さすが京紫朗君だねー。どうするー?このままじゃ死ぬよー?】 「はぁー。悪魔かよ…しょうがねー。その条件、飲もうじゃねえか。」 【やったー!!!!!じゃあ助けてあげるね!!!!】 オレは人生で一番の選択をした気がした。 そしてオレの体が光に包まれた。
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