🌱第二章 再会🌱

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「やっと登校かよ京紫朗ちゃんよー。待ちくたびれたぜコラァ…お前、前の事覚えてるよなぁアーコラァ💢💢」 もちろん覚えてる。オレがケンカした相手の中で一番弱くて一分も経たずに倒したやつだった。しかも5人がかりで。何度も言うがオレはケンカは嫌いだ。当然断る。 「…ごめんなさーい少しオレ急いでて♥…あっやっばーい♥早くしないと遅刻しちゃうわー♥てなわけでさよなら!!!!!」 オレは一目散に逃げ出した。…すぐに捕まった。またこのパターンかよ…めんどくさ…そう思った瞬間に後ろから声がした。 「おっ…京紫朗!!!久し振りじゃん!!!またケンカか?手伝おうか?」 後ろから聞こえたのはオレの友達の具志堅巽吉だった。
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