🌱第二章 再会🌱

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二人は遅刻ギリギリで教室に入った。久しぶりに同級生に会ったが反応は前と同じだった。オレの風貌が近寄りがたいのか席に着いても誰も寄り付かない。しかし寄り付いてくる奴が二人いた。巽吉と萠だった。 「どうよ?久しぶりの学校は?」 「何って…別に変わりねぇよ…むしろ帰りてぇよ…」 「コラ!!!そんな事行っちゃダメでしょ!!!!京紫朗ったらこれ以上休んじゃったら卒業出来なくなっちゃうんだからねー!!!頑張って学校来なきゃ!!!!」 「はいはい…分かりましたよー。」 こういう会話も久しぶりで何か楽しかった。そうこう言ってる間に担任がやってきてホームルームが始まった。
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