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オレの名前は真山京紫朗18歳。いきなりですけど…朝っぱらから極道に絡まれました。
「おい京紫朗とかゆうたな!!!!お前、前にワシの仲間十人もぶっ倒したらしいのぅ!!!!関東極煉会なめたらあかんでコラァ!!!!!」
後ろには確かに一週間前に倒した極道の人達がいた。しかも前より人数が増えて五十人位になっていた。おもいっきり朝の風景じゃなかった。
「いや…あの…オレ急いでるんで…あの…見逃して!!!!」
無意味な闘いはしたくない。これはオレの掟。
「ワシらが簡単に逃がすと想うたか?」
「…ですよねー…」
もちろん逃がしてくれない。世の中そんなに甘くない。毎日毎日ケンカの繰り返しだ。
「あーもー…かかってこいやぁ!!!!!」
「よっしゃー!!!!お前ら殺ってまうぞー!!!!」
「オラァァァ!!!!!!」
こういう風にオレの一日は始まった。ここまではいつもの日常だった。こんな日がいつまでも続くと思っていた。
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