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そして十六夜はにんまりしながら京紫朗に近付きこう言った。
「あらあらー大変な事になっちゃったねー。どうするー?また【魔法少女】になるしかないねー。」
「ん?今何て…お前もしかして!!!!あの時のピコか!!!!!」
オレはやっと今まで悩んでいた事から解放された。この美女は一ヶ月前にオレをある事情で恥ずかしい格好に変身させたピコだった。確かにあの時聞いた声と一緒だ。
「やっと思い出してくれたんだー。長かったねー」
「やっと会えたなー💢💢ずっとお前に会いたかったよ…いろんな意味で💢💢💢💢」
オレはそう言うと十六夜ことピコにゲンコツした。
ピコは痛そうに頭を抱えている。
「痛ったー!!!!何するんだよー!!!前は助けてあげたじゃん!!!!何で殴るんだよぅ!!!!」
「うるせぇ!!!!お前あの時むっちゃ恥ずかしかったんだぞ!!!!死んだほうがましだとおもったよ!!!!もうあんな思いしたくねぇ!!!!!」
「しょうがないじゃーん。幼馴染みがピンチだよー。どうするのー?なるしかないでしょー?」
「この悪魔!!!!!」
その後も言い争いが続いた。極道達と巽吉はしばし呆然としていた。
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