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『カタカタカタ…』
しばらくパソコンをつつく音がした。
「フー…やっと終わったよ…いちいち面倒くさいな…」
パソコンの画面には解読不能の謎の文字がところ狭しと流れていた。
するとパソコンから音声が流れた。
『晩餐界オフィシャルネットワークへようこそ。パスワードと暗証番号を入力して下さい。』
そう言われるとピコは手慣れた手付きでキーボードに打ち込んだ。
『パスワード、暗証番号、共に確認しました。中央指令室に繋ぎます。』
音声はそう伝えるといきなり画面に一人のコスチュームを着た男が映った。
『はいこちら中央指令室…おっお嬢様!?』
「やー黒木ー。元気だったー?」
『元気でした!!久しぶりですねー。生きてたんですか。皆死んでしまったと思っていましたよぅ!!』
「ごめんねー。生きてたー★」
『で、ご用件は?』
「あぁーおばあちゃんに繋いで欲しいんだけどさー。」
『了解しました!!すぐに繋げます!!』
黒木と呼ばれた男はそう言うと画面がブツッと消えると一瞬で一人の老人が画面に映し出された。
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