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そういえば、今抱いている頭も腐ってしまうのではないだろうか?
「その時も、その時さ」
まるで私の考えを読んだようにさっきと同じ事を、言った
「それも…そうよね」
「そういうものだよ」
とりあえず、この首が腐るかどうかわかるまで自分の近くに置いてみようと思う
「じゃあ、帰ろっか」
首だけを抱えて歩き出す
「良いのかい?」
「元々、私のペットでしょ?」
そう言いながら、首だけになった黒猫の頭を撫でる
これから、私達の新しい生活が始まる
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