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「……///」 少年は顔を真っ赤にして空から目を離した。 「…あ… 僕もうそろそろこの森出なきゃ」 兎に角こんな場所ずっと居る必要はないと考え 人が暮らしていそうな場所に行くことにした。 「…ッお前一人では無理だ!」 いきなり少年は怒鳴った。 そんな少年の行動に驚き空はポカンと間抜けた顔をした。 「……でもココにずっと居る訳にはいかないから」 ね?と空は微笑んだ。 「心配してくれたのかな? 心配してくれてありがとな」 空はバイバイと手を振って身を翻す、がその手を少年にパシッと掴まれた。 「……? どうした…?」 少年は渋い顔をしていたが 直ぐに跪いた。 ギョッと空は少年を不思議そうに見る。 「俺は水の精霊… 〝水の王〟 アクア=ウンディーネ=ロネリエル」 突然、自分の名前を名乗り始めた少年にびっくり仰天する空。 「アクア=ウンディーネ=ロネリエルは、貴方に忠誠を誓います」 空は勝手に忠誠を誓われてしまいおろおろする。 「えっと… 何て呼べばいいかな…? アクア?ウンディ~…?それとも ろね…何とか?」 全部覚えられる誤魔化しながら訪ねた。 .
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