第一章~はじめてのでゅえる~

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鷹浩「合格したことだし、まつさんの部屋で合格祝い&デュエル祭り2010だー!!」 ご、合格祝い… 遊輝「おい、まつさんの部屋はオベリスクブルーの女子寮じゃねぇか。オレ達が入ったらまずいだろ…」 遊輝くんが心配そうに鷹浩くんに聞く。 鷹浩「大丈夫さ。まつさんの友達が警備員を確保しているからすんなり入れるって言ってたからな!」 大丈夫なのかな。警備員さん確保しちゃって… 遊輝「あはは…ならまつさんの部屋へ行かせてもらおっか。」 遊輝くんは多少困った様子だったが、鷹浩くんに連れられオベリスクブルー女子寮へ向かった。 -オベリスクブルー女子寮- 香奈屡「ここが女子寮…」 呆気にとられていると後ろから声が… 准・暁乃武「遊輝、鷹浩!久しぶりだな。」 遊輝「おぉ、お前達もまつさんの部屋で合格祝いか?」 2人とも遊輝くんの知り合いみたいだ…って、 香奈屡「准!あんた何でここにいるのよ!公立の方の受験はどうしたのよ。」 准が慌てふためく。 准「うわわ、自分だってデュエリストだからだ。それに香奈屡だって頭が悪いの知ってるだろ。」 鷹浩「まぁまぁ、落ち着けって、俺は暁乃武の隣りにいる少女の方が気になってしょうがないんだ。お嬢さん、名前は?」 ひとまず准との言い争いをやめ少女の方を見る。 はっか「あたしははっか、8歳。暁乃武しゃまのお嫁しゃんでしゅの!」 はっかちゃんと暁乃武くん以外が凍りつく。 鷹浩「お、お前まで女の子を…それも少女だなんてー!!!!今すぐ家に帰れー!」 た、鷹浩くん…あなたっておバカさんなの? 暁乃武「あはは、ただの親戚さ。俺がアカデミアに入れるって言ったら初等部にいるはっかを任されちゃってな。」 遊輝「へぇ、じゃあ同じ部屋で過ごすわけだ。どこの寮なんだ?」 准が暁乃武くんの肩に手を乗せて言った。 准「自分達はオシリスレッドだったよ。」 すると鷹浩くんがガッツポーズをして言った。 鷹浩「はっかちゃん、俺の寮に来ないか?ご飯は美味しいし、ベッドだってふかふかだぞ。」
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