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俺が口喧嘩してると空気を読めない禿げた先公がニコニコしながら突然俺の席の場所を言い出した。
「芦屋は柊の隣だな」
「芦屋ちゃん俺の隣!?」
「芦屋くんだ!く・ん!」
俺は360゚男なのに…。
というか失礼な奴だな。
「芦屋ちゃん♪俺柊竜二っていうからよろしく」
柊が笑顔で微笑んでくる。
結構イケメン…男だ。
男って感じのイケメンだ。
嫉妬してしまう…。
「よ、よろしく」
俺は苦笑いしながら答える。
とまた柊は俺のカンに障る事を言ってきた。
「声も女みたいだな」
「女みたいいうなぁぁぁぁ!!」
また俺をキレさせたな?
内心、ちょっと男って感じのイケメンってとこに嫉妬の炎を燃やしてたとこなんだ。
そんなお前には……
「必殺!回し蹴り!!」
「うごぉ!!」
柊は机を押しのけ教室の端まで飛んで行った。
「ふん。これから俺を女みたいとか言うなよ」
俺はそうお決まりのキメゼリフを言うのだった。
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