11196人が本棚に入れています
本棚に追加
「繋がって……る?」
「そう。なんて表現すれば良いのかなぁ………」
その時、歴史は動かなかったが今まで黙っていた結羽華の口が動いた。
「それって…地下にお城があって……地上にいっぱい塔が立ってる感じ…かな?」
「そう!! まさにそんな感じ!!」
さすが、結羽華はおとぎ話とかその類いのものは大好きだから、そういうものの表現力は相当なものなのだろう。
「……じゃあ、その地下に案内するねっ☆ ついてきてっ♪」
そういわれてやって来たのは廊下の階段がある部分。普通2階に伸びる階段があるだけなのに、ここは上下両方向に階段がある。
「ここを下れば地下フロアだよっ♪」
最初のコメントを投稿しよう!