雪之宮姉妹は大変ぐーたらな生活を送っていきましたⅡ

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目が覚めたのは、薄明のころである。(出典:走れメ■ス) 嘘だッ!! もう日が高く上っているッ!! 現在時刻午前10:30 5時間15分睡眠といったとこか。 とりあえず起き……あれ? 結羽華がまだ熟睡中なんだけど… 当然俺に抱きついたままで…… こういうとき俺の脳をよぎるのは早く起きてくれ、という苛立ちとかではなくなぜか不安。 もしかして……死んでる? みたいな。 抱きつかれている状態から頑張って結羽華の口のあたりに耳を持ってくる。 「すぅ…すぅ………」 よかった。息してた。 あと、今結羽華の寝息か俺の心配に萌えた奴がいたなら、今すぐその忌々しい口を閉じろ。 後者はいないだろうけど。
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