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やっぱり!!
やっぱりしていってね!!!(何それ?
俺は「可愛いもの等を見ると、移動力の値が無限に上がり続ける」という能力を持つ無敵麻衣に即座に抱きつかれた。
「あっちょっ――もがごぁ……」
口まで塞がれた。
「待って! これつけてから!!」
あの…あれ、なんていうんだっけ?
ヘッドホンにマイクついたみたいな奴。
俺の口を瑞姫が塞いでいる間に、杏花姉さんが(見た目上)それ(に見える何か)を俺につけ、スイッチを入れた。
「はい、もう何しゃべってもいいよ」
苦しかった……
深呼吸して、ちょっとまた演技であわてふためいてやろうかと口を開き、声を出した――
「ちょ、ちょっと麻衣―――!!? なにこれ!!!?」
その時俺の声は確かに―――
女の子の甘く可愛らしい声に変貌していた。
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