雪之宮姉妹は大変ぐーたらな生活を送っていきましたⅡ

16/19
前へ
/943ページ
次へ
しかし、PADの元ネタを知っている奴というのはいるわけで。 「PAD長! PAD長! PAD長!……」 由莉がご丁寧に腕を上下に降り下ろし振り上げ、連呼していた。 マジでナイフ投げようかと思った。 「えっと、ところでさ……」 杏花姉さんに質問をしてみる。当然女の子ボイスで。 「俺はいつまでこの格好でいればいいんだ?」 「ん~……とりあえず今日お風呂入るまではそれでいてね♪」 なるほど…… 拷問ですか。 精神的苦痛を与え続けるという。 これなら。 宇宙人にでも連れ去られて、戻されて目が覚めたら自分が女の子で……っていう話のほうがまだいい。
/943ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11196人が本棚に入れています
本棚に追加